PV集 今日の格言。『KinKiの限定モノを買いたいヤツは、しのごの言わずにタワレコに行け』

今回予約してなかったんですよ。「まあ、KinKiだし沢山入荷してる筈だし・・・別に平気っしょ。」なーんて思ってるそこの貴方(ってワタシなんスけど)。甘いです。激甘。坂口憲二のキウイのCM位、甘いです。私と同じ、完熟キウイ野郎です。

今日の私は、一軒目のCDショップ(新☆堂)で「完売御礼」の文字に立ちくらみを覚えあわててキャンセル待ちをさせてもらい、その後もう一度電車に乗り汗だくになりながら市の中で一番大きな駅ビルの中のCDショップ(新☆堂)に行き、そこでもまた「完売御礼」。
ど、どうしよう、このままじゃ初回盤が手に入らない〜そんな青春、大学留年するよりいや〜何より私のファンとしてのプライドが!!!!!(だったら予約しろよって話なんだけど)
と思い、16日には確実に入荷するというので、またしても予約をさせて頂いた。


予約をしたのはいいもののやっぱり「今日中に見たい!発売日前に初回盤DVD見ない様なファンは真のオトコじゃない!(ネット組でもないのに)」と思い、近くのスタバに入り、どこのCDショップを攻めるか一人で作戦会議。
考えた末、私の出した結論は、

「そうだ、タワレコ行こう。」

でした。
タワレコなら、KinKiのDVD予約して買うようなコアなファンは勿論、何気に手にとって買ってみるファンも滅茶苦茶少ないに違い無い!何より新☆堂などはジャニをプッシュする余り扱いに慣れすぎていて、商品の数などには無駄も隙ももたせていない・・・
という訳でタワレコ行ったらさー、ありましたよ。あまりにも何気無く、KinKiKiss2の初回盤がさりげなく、三枚程。
無理やり予約をさせてもらったあの手間と時間は何だったんだろう・・・?



今日の格言。
『KinKiの限定モノを買いたいヤツは、しのごの言わずにタワレコに行け』(CDでーたで連載してた吉井和哉の今月の格言風に)

ちょっとDVDの感想。
二人ともこんな顔してたっけ?
普段見てる顔と全然違う顔がたくさんで、ちょっと嬉しい戸惑いを感じています。最近、こういう二人を見ていなかったし、すごく見たかった。有難う。

ビデオクリップ集発売・それにともない私の中で突如エクスプロージングした剛さんの身体の一部に対する不満。

クリップ集発売って明日??明後日??予約してないけど、DVDの初回、買えるかなあ。不安です。
今回のDVDの私的な目玉は、Hey!みんな元気かい?のPVと、光一くんの一日密着と、あとはゲリラライブ映像の剛さんの髭ですね。いや〜あの頃は髭のすばらしさに慣らされて、しばらく「髭の無い堂本剛は苦手かも・・・」とすら思ってた私。いや、それもこれも彼の眉毛が細いのが悪いんだけどさ(あくまで顔面の毛にこだわる)。とにかく剛さんに関しては髭メインで楽しみにしたいです。
あと『Bonnie Butterfly』もガストで少し見ただけなんで、フルで見られるのは楽しみだな♪鏡の中の6月を共に生きた、あの二人の運命やいかに。見届けねば。非常に行き当たりばったり感の否めない、というかそれしか伝わって来なかった謎のドラマ仕立てPV四部作でしたけど、私は結構楽しんでました。特にボコられる光一くんは最高に良かった。めったに見られるもんじゃないからね、あんなの。「ヤメさしてもらえませんか」って言ってる剛さんも良かった。「やっぱ(?!)カタギになりたいんだね・・・」ってホロリとさせられました。そうそういつまでもカップラーメンすすってる男じゃいられないのよ、剛さんは。
Hey!〜のPVは光一くんが実は一番お気に入りだという。意外〜。でも確かにあのラストは意味深だ。ジャニPVにしては巧いラストだなぁと思う。自分よりでかい黒人に暴力ふるってる剛さんもめちゃめちゃカッコよくて、私のM願望のツボつきまくりの素晴らしい演じっぷり。
でもこのビデオの光一くんは全体を通して、本当に辛そうな顔をして歌っている。剛さんも、何か苦いものを噛み潰す様な面持ちで歌ってる。そんな二人を見てるのは、なんかちょっと辛い。
この二人のビジュアルは一般のイメージするKinKi Kids像にとても近い気がして、見ていて安心しますね。光一さん=少し長めの茶髪、剛さん=色は黒で、前髪上げたスタイルっていうのが二人の基本髪型の様なイメージなんですよね。
以下、延々剛さんの眉毛に対する文句です。いやな方はお読みにならないで下さい。


でもね、私、ほんとは髪型なんてどーだっていいんですよ。額さえ出しててくれりゃ。
太るのもどーーーーでもいいんですよ。太ったって男前なんだから。まあそりゃ痩せたら「倒れそうなくらい」の男前になるけど、太ったってあの顔の中身がかっこいいのは変わらないんだから。
やっぱね、人間、眉毛だよ。眉毛が大事。石田ゆり子さんも兄弟で言ってたジャン。「顔って、眉毛で出来てると思うんですよ〜・・・」って。私はブラウン管を越えて石田ゆり子とかたくかたく握手をしましたよ。あれはまさに、後世にまで語り伝えたい名言が飛び出した瞬間です!思わず私は、ゆり子を本気で好きになりました。以来、母が彼女にダメ出ししてるときも私は常にゆり子のフォローにまわってます。(これは本当)
伊東美咲ゲストの時はチャームポイント・鬼眉毛って言ってたジャン。チャームポイント全部網羅してんだよ、こちとら。(BYおかむらやすゆき)
好き愛くらいの頃のMステスペシャルでも、眉毛についてふられて「(いじると)ちょっと笑いがとれなくなるんで。メイクさんとかに『やった方がえんちゃうか〜?』言われても、『いや〜ちょっと』って。」って言ってたジャン。あなた、笑いが何より大事なんじゃなかったの?カッコイイより面白いって言われたいって、Myojoで言ってたジャン。そんな貴方がカッコ良かったのに・・・。
でもさでもさ、どーもとモードでも言ってたジャン?「孫がキンキ好きだけど、私には二人の区別がつきません」のお悩みに、優しく(かどうかはわからんが)「眉毛の細いほうが光一、太いほうが剛です。僕の眉毛は変わりません。手入れが面倒なんで、これからも一切いじりません」って言ってたよね?私、そんなあなたの言葉、忘れない。
他にも時代劇出たときには雑誌か何かで、「僕の眉毛って時代劇にぴったりなんやて。太くって先が上がってて、おまけにうねってる(笑)」(←この発言は上の三つと違って自信無い・・・たしか言ってたと思う)って、心なしか嬉しそうに言ってたジャーン!
ドラマが決まる度、「や、YATTA!今度こそ剛さんの眉毛が戻る〜っ(感涙)!!!!」ってぬか喜びさせられてるワタシ。特に2003年夏ドラ(タイトル書くのもなんかいや)なんて、眉毛萌えだけで乗り切るはずだったのに、結局細いまんまだったし。
あれは広末が美しいだけのドラマだった。東京駅の剛さんは髪伸びててカッコよかったけど。でも彼が本領発揮したら、あんなもんじゃない。あれはマボロシ。そう、マボロシよ。TBSと伊東Pがグルになって私に幻覚を見せてるんだわ・・・そう、閉じた目を開ければそこに眉毛の太い剛さんが・・・・・・・・・・・・・


みたいな悪夢を何度見たか知れません。人間、よい夢を見たほうが辛い現実をより一層意識する羽目になって、凹むんですよ。そこんとこ、わかっててくれないと。って最早誰に文句言ってるのか分からないですね。



でも意外とコンプレックスな部分なのかもね。あの眉毛のおかげで必要以上に意思がはっきりして、なんだか強そうな顔に見られてしまうだろうし。あんまり言わないほうがいいのかな。
剛さん、ごめんね。でもあなたへの愛情と期待感ゆえなの、これは。許してね。

コミック感想『河よりも長くゆるやかに』 

吉田秋生 ISBN:409191005X
久しぶりに『河よりも長くゆるやかに』を読んだ。吉田秋生の代表作と言うとまず挙げられるのが『BANANA FISH』であろうし、私もこの作品は大大大好きで、今でも三年に一度位眠れぬ夜に読み返しては、ますます眠れなくなっているのだけど、改めて「吉田さんの作品で何が一番好きか」と尋ねられたら、私はこの『河よりも〜』を挙げるかも知れない。
ストーリーは男子校に通う三人のお年頃の高校生の、まぁちょっと下品でおばかでおセンチな日常生活がメインなのだけど、もうそれが実に生き生きとテンポよく描かれていて、登場人物たちは皆明るくて前向きで、憎めない優しい人たちばかり。彼らはただ能天気に生きてる様だけど、実は心のうちには誰にも言えないシビアな現実を抱えていて・・・
そのシリアスとギャグの部分の配分が、私の好みとぴったりなのかも知れない。そういう作品を読んでると、楽しい筈の場面で泣きたくなり、泣ける場面では不思議と暖かい気持にさせられる。
大友克洋の影響受けまくりの初期の絵柄も好き。これをプチフラワーで連載していたというのが素晴らしい。私もそんなプチフラワーが読める時代に生きたかった。吉田さんは名前と作品の印象から男性だと勘違いされる人も多いだろうけれど、作品を読んでみると、その感性はやはり繊細で、少女漫画読者からすれば青年誌的に映るであろうこの作品も、私は掲載誌がプチフラワーであるべきだと思うし、いきなりスピリッツやビッグコミックにこれを持ってきても違和感があるだろうと思う。(ちなみに下に載せたシーンは、私が個人的に吉田さんの女性的感性が光っているなと思った場面です)


まー色々陳腐な言葉を並べましたけど、ただね、もうただただ私はトシちゃんが好きなんですよ。トシちゃん最高。



トシちゃんと三原さんが二人でこたつで話してるシーン

 「じゃああんたは犬にかまれたこと、忘れられるの?」
 「え・・・
  あ・・・いや・・・」
 「あんまりいーかげんなこと 言わないでよ」

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 「ン?」
 「別になんにもしねぇよ
  おまえ 言ったろ 人間の重みって気持いいって
  だからちょっとこうしてようぜ」
 「・・・すけべしなくていいの?」
 「しないしない」




 「・・・・・・・」

 「サンキュ
  トシちゃん」

美内すずえが「本当に良質な漫画は十年先にも普通に読まれなければならない。私もそれを意識して洋服などにもあえてトレンドを取り入れない様にしている」といった趣旨の発言をしてましたが(美内先生の場合、洋服がどうこうとかそういう問題の古さじゃない気がするけど・・・)、『河よりも〜』みたいな漫画はまさにそういう漫画なんじゃないかな。私の生まれた年が初出のこの作品も、不思議とズレを感じない。現代の高校生たちにとってはそうじゃないのかな?分からないけど。十年先の子たちにもこういう漫画を読んで欲しいな。

十年後の話をしよう、十年したら、またその先の十年の話をして・・・そうすればきっと永遠にも手が届くんだ、っていうのがテーマの創作まんがを読んだことがありますけど、本当、そういうかたちの永遠になって欲しい、大好きな作品です。