続・野菜を食べよう

最近出あった神レシピ、それはコウ・ケンテツさんの「干し野菜のカポナータ」であります。これがあまりにも私の好みなので、今日は夕飯のときについ秘蔵のワインをあけてしまいました。



作り方はいたって簡単。というのはウソで、干し野菜を作るのが面倒くさいかもしれない。でも手間をかけた分だけ、野菜が愛いやつになります。キャロルもビックリの愛い存在になります。



【まず、干し野菜を作ります】
↑まず、服を脱ぎます風に読んでください。
●1:いろんな野菜を用意します。
・セロリ 1/2本 ・タマネギ 1/2コ ・プチトマト 適当。5〜10コくらい ・ズッキーニ 1/2本 ・パプリカ 1/2コ ・その他ナスとか 
これらを適当に一口大くらいのサイズにカットします。トマトは半分にカットして種を取り除きます(種はあとから使うので大切にとって置いてください)。
カットの仕方で食感や味も変わるそうなんで、自分の好みを探してみてください、とのこと。コウケンテツさんいわく、「おすすめはセロリ!」。干したセロリはびっくりするくらいクセが抜けて甘く、食感も優しく、ウットリズム‥。なんというか「ちょっと嫌われ者の不思議ちゃんが自分だけに心の柔らかい部分を見せてくれた‥あのコにこんな純粋な部分があったんや‥」みたいな静かな感動があります。セロリが愛いやつすぎて困るので、是非入れて下さい。葉っぱも入れてしまいましょう。


●2:カットした野菜を大きめのザルに並べます。このとき、野菜どうしが重ならないように。よく晴れて風とおしのよい日に、お日様のよく当たる場所に3、4時間置いときます。私はトンビにさらわれるのが心配で、御飯カバー(正式名称不明)のアミアミをかけておきました。でも意外にさらわれない。ダイジョブ。水分が適度に抜けて、触った感じがしんなり、くにゃ‥(くれぐれもカイジに出てくるぐにゃあ、ではない)としたら完成です。ああ、干し野菜、このまま食したい!


カポナータを作ります】
●3:フライパンにオリーブオイル大2を入れ、タマネギとパプリカを入れ、ニンニク1かけをスライスしたものを加えて、じっくりと炒めます。しんなりするくらいまで。このとき、超‥いいニオイがします。もはや爆発しそうなくらいいいニオイです。


●4:続いてズッキーニ、ナス、セロリを加えます。トマトの種も加えて野菜に絡め、じっくりじっくり炒めます。

●5:ここで、塩、あらびきコショウ、ローリエ1枚を加えます。

●6:続いてオリーブオイル大1を加えて、フライパンにフタをし、5分間弱火で蒸し煮にします。蒸し煮。蒸し煮ってなんていい響きなんだろう‥。蒸し煮!!!蒸し煮は楽しい。

●7:最後にトマトを加えます。形が崩れないように、さっと全体に馴染ませます。再び、塩コショウで味を調えます。

●8:お皿に盛り付けて、好みでバルサミコ酢をサッとかけ、完成!!!!!!!コリャウマイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ




ハフウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ


ウマイイイイイイイイイイイイイイイイ


というレシピです。
干すことで、野菜がこんなに甘くなるなんて!!あきらめなくてよかった!!!すべてのチルドレンにありがとう!!!


ところで人はなぜ、食材を誉めるとき「ビックリするくらい、甘い。」と言ってしまうのだろう。そして、菓子を誉めるときは反対に「あ、そんなに甘くないんですね?」と甘さに甘えないことを否定したがるのだろう。
甘さが美味しさだからかな。

はぁ。

元気出てきた。