「R25にfkmt先生のインタビューが掲載されてしかも地方によって写真が違うらしい」

という怪情報がインターネットをかけめぐり自分大混乱…!という夢を見ました。なんなんだ、この夢…。R25に限らず、リクルート系の読み物って、なんかいいですよね。吉井さんがR25に出たときもなんとなくうれしかった。相葉くんがフロムAか何かの表紙を飾っているのも、うらやましかった。fkmt先生も出ないかなぁ?出てもいいよね?カイジの映画が公開されるころに出ないかなぁ。出るよねぇ。つーか出るしかないと思う。


この間のお葬式のとき、私は浦部(CV.かざまもりお)みたいだなと思いました。浦部とは、『アカギ』で青年赤木しげると対戦したヤクザの代打ちです。浦部は3200万円(現在の貨幣価値に換算するとおよそ10倍)というばかげたレートまで引き上げ、自信満々に勝負をふっかけるんですが、結局、赤木さんに惨敗して、その代償として血を流すことになりました。赤木さんの去り際、浦部は「いつか必ずおまえを倒す!」というんですが、赤木さんは「いつかなんて言わなくていい。今オレと勝負しろ。オレが負けたら3200万の負債全額を引き受ける。ただしおまえが負けたらその両腕をもらう」(手首から先だったかな?)みたいなことをサラッというんです(ここ今世紀最高にかっこいいシーンの1つ)。赤木さんの凄みに負け、浦部は打ちひしがれるわけです。

その後、赤木さんは舎弟のオサムたんに「あんなこと言っちゃっていいんですか? もし本当に勝負を申し出てきたらどうするんです」と詰め寄られるんですが、「ヤツはそんな器じゃない。本当にオレを倒したいならさっきの勝負を受けたはず。怒りにすら損得を絡ませる通俗性にウンザリ。あんなヤツとは本当の勝負などできない。ヤツは一生保留する…!」みたいなことを言うんですよ。セリフは全然正確じゃないんですけど、このようなニュアンスのことを…。

この「一生保留する」というセリフが刃のように突き刺さってくる今日この頃です。私も一生、純粋な怒り、悲しみなどもてないし、大事なことを保留し続けるんだろうなぁ…。それじゃいかんのだけど…。

さすがfkmt先生、18で就職した建設会社を三ヶ月でやめ、漫画家を志した男…。