今週のジャンプ

巻末の空知先生の作者コメントが絶妙すぎる…。近すぎwwwwwって全力で突っ込んだ。ほんと空知先生はもう少し格好をつけたりしてもいいと思います。この間単行本を読み返していたんだけど、空知先生は文章が上手だ…、と思う。さすが銀魂はせりふの漫画だね。こうして作者のコメントを読むと、作者の人柄って大事だなーと思います。私はいくら漫画の内容がよくても、人柄が透けて見えやすいあとがきやカバーソデのコメント、巻末一言コメントなどでモヤモヤすることを書かれると一気に熱が冷めてしまうタイプです。
確かに、レストランで料理食べてて、料理人の性格なんてわかんないですよ…性格悪い料理人の作るものも、めちゃめちゃ美味しいかもしれない。でも、「性格悪いって知ってしまった」時点で、もうその料理人の料理は食べたくないじゃないですか。「知ってしまうこと」が分かれ目なんですよ。安野モヨコの漫画にも確か描いてあった。「知るっていうのは、知らない状態に戻れないこと」だと。だから何かを「知ってしまう」っていうのは結構、重大なことです。
あと、『天』の赤木さんが言っていました。「料理は、作り手の心がこもっているから美味いのだ」と。その料理人の心が汚く透けて見えるようでは、誰も食べたいと思わないと思うの…。

とにかく私はそう考えているので、作者と作品を完全に切り離して考えることなど不可能です。切り離して考えろというなら、自分のパーソナリティは仕事場で一切出さないくらいのプロ意識が必要だと思う。飲み屋で仕事の愚痴を言うのに、誰も文句は言わないんだから。と思ってしまう〜〜〜。なんかそういうふうに考える私の性格が一番醜悪だとは思うんだけど、これはほんとに、そう思うんだよね。。。