消しゴムはんこを量産

消しゴムはんこを量産してる。アカギのDVDの3巻を見ながら、というか萩原聖人の声を聞きながら消しゴムはんこを彫っている時間がいちばん幸せ。もうちょっと、この声好きすぎる…。萩原 聖人神だ、まじで…。一番好きな声かも。辛抱たまらん。ハァハァ。しかしキャラソンも派生ドラマCDもないから消費の仕方がわからない。iPodのアーティスト名に「萩原 聖人」と表示させるには、私はいったいどうしたらいいの…。あ、今日はワンナウツの日だ!!(やった!)それにしても工員服を着た男性ってどうしてあんなに色気があるんだろうな!?工員服アカギが好きすぎて死亡。一夜一殺される。冗談でなくほぼ毎夜見ているので、このDVDのもとはとりすぎるほどにとった。確かに高価だったけど、そのうちいくらかは先生にいくと思えばむしろ安すぎる勢い。


さて、今週末はShockです。Shockのロゴとか彫りたいな。三次元はあんまり彫れるネタがなくて残念。写真や似顔絵を再現するなんていう高度な技術はない。


昨日のマンガ夜話本の話の続きなんだけど…やっぱりすごく感動してしまう…。あのいしかわ先生が「上手くはない」と評していることにまずびっくりした。「下手」とかじゃなくて「上手くはない」!やさしさを感じる。その時点で軽くひるんだ。確かに皆さん「技術はない」とか「エスポワールはアシスタントが描いてる」とか言いたい放題なんですけど、それでも読んでるうちに魅力が出てくる絵、というふうに福本絵を見てるんだなぁと、なんだか感動しました…。あと、「下手だけど、すごく一生懸命描いている、その一生懸命さが面白いと思う」といういしかわ先生のコメントも…。福本まんがにはこの「一生懸命」という言葉が似合いすぎる。

ナニワ金融道」の回も楽しく読みました。ほんとうにナニ金は面白いですよね!!!そういえば、一時期雷句先生の問題でざわざわしていたとき、漫画家vs編集者の対立構造を描いた私小説として、「バクネヤング」の松永豊和先生の小説を読んだことがありました。そのときに、ナニ金の青木先生のところでアシスタントをしたときの経験と思しきことが詳細に書かれてあって、たいへん興味深かった。アシスタントになるとはじめは、まっすぐな線(定規はつかわない)をずーーーっとずーーーっとひたすら引かされ続ける、とか。でもこれ画力がかなり向上するらしいです。驚きだね…。ナニ金と福本作品は共通項もなくはないと思うけど、ナニ金のほうが圧倒的につらい。それは、弱い女性がソープランドにしずめられたり、そういうことがあるから…。あのユーモラスな絵柄で、だいぶん救われている部分もあるとは思うんだけど、それでもやっぱりつらい。けど面白いんですよね…。描き込みのディテールとネーミングセンスがすばらしくて、広告代理店「誇大広告社」とかほんとひどい。「肉欲棒太郎」には唖然。