「正直、とっくに枯れたと思っていたんです。自分の萌えポテンシャルの高さに、OTKとしての業の深さを実感しましたね(笑)」(神奈川県・Hさんのお便り)


昔、私の尊敬する漫画家の先生が、「アニメや漫画を見ていて、萌えメーターがマックス振り切れると、突っ伏してしまう。机に突っ伏してしまうのです」というようなことを日記に書かれていました。それを読んだ私は「萌えすぎて机に突っ伏した経験はない。さすがM先生の萌え方は一味も二味も違うな」と感心しておりました。

が、昨日私は自らの体でもって、ごく自然に「萌えすぎると人は机に突っ伏してしまう」ということを実感しました。


●軽微な萌え → 真顔で巻き戻し何度も見て「これいい」「やっぱいい」と心の中で賛美する

●中度の萌え → コマ送り、一時停止等駆使して、何度もガン見。場合によってはシーンを集めた映像集を作成する。ケータイカメラで撮影し、寝る前などに繰り返し見てはニラニラする。

●重度の萌え → 人体発火を起こす。思考回路がショート寸前で頭が真っ白になり、何も考えられない状態となる。萌えすぎるためおいそれと見返すことすらできないはずなのに、こっそり盗み見てはハートはフルバーストしてしまう。

●限界を超えた萌え → 何もできず机に突っ伏してしまう。ドキがムネムネして苦しく、おさまるまで指先ひとつ動かせない状態。


というように、限界を超えた萌えを体感すると、その萌えが私の体を通過していくまで、何ひとつ行動をおこせない状態となります。心臓が止まりそうになります。萌えは苦しい。萌えと恋は似ている。正直もう私は枯れかけたと思っていました。でも、まだまだいけるみたいです。いける!私はまだいける!(自分に言い聞かせて)もうちょっと頑張ってみよう。ミスチルの歌にもそんな歌詞があった。♪もう〜ちょっと〜もうちょっと〜なんとかかんとか〜ねぇもっと〜、っていう歌が。「雨のち晴れ」、とかそんなん。