仕事の愚痴の話

あれから私なりにいろいろ考えてみて、少し見方を変えました。多分、世間的には友達と互いの仕事について意見交換をしたり、愚痴を言い合ったりするのが普通のことなんだと思います。うちの家族は若干特殊で、父も姉も家庭では仕事の話は一切しません。ごくたまにこちらから話をふると、「ああ、そういえばそういうこともあるね」って感じで話し始めることはありますけど。


知らないうちに、そういう空気を当たり前だと受け止めていたのかも。でも母はすごい愚痴るし、オチのない具体的な仕事話をえんえんする人です。不思議だね。


やっぱり私はあんまり自分の仕事の話はしたくない。しても仕方ないと思ってしまう。

そもそもそれが相手に対して失礼だという見方もできるような気がする。業種、業態が違っても、自分の経験を話すことが相手にとって有益かもしれない。最初から「理解し合えない」「話してもしょうがない」と決め付けるのは失礼なような気もする。あと、この間わたしは「同業者には愚痴る」と書いたけど、私のまわりの同業者は、私と仕事以外の話をしたいと思っているかもしれない。私の愚痴をうっとうしく感じているかもしれない。そういう可能性もあるわけで。

難しいですね。

この間の私の書き方はものすごく感じが悪くて、なんかもう「この人に仕事の話は一切ふっちゃいけないのかな?」と思われてしまいそうな勢いでしたね…。いかんわ。

「相手にたいして興味がないから仕事の話も退屈なんじゃない?」って言われたんだけど、それはないんですよね…。

私はもっと、どうでもいい話がしたいの。仕事の話なんて誰とでもできるから。親同士が子どもの話で盛り上がるのと一緒。仕事は誰でもしてるの。だから仕事の話は誰とでもできる。もっとあなたとは違う話がしたい。どうでもいい話をしたい。してもしなくても地球は関係なくまわっていくような、つまんない話をしたい。

と思っている気がする。うまく説明できないです。