ナニワ金融道を買う
- 作者: 青木雄二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/12
- メディア: 文庫
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堪忍したってんかぁ〜〜〜!!!!!!!!
(そして最後にはカネが底をつき古本屋で万引き。のち、町にいづらくなり夜逃げ)
みたいな。そんな感じですね。いやーーーナニ金面白いっ!この絵がいいんですよねェ。これは才能ですよねェ、本当に。マンガの絵って「それらしく見える」っていうのがとても大事だと思うんですけど、このマンガのコテコテの演出と作画が、作品の独特の世界観にこれ以上無い位マッチしてて、実に「それらしく」見えるんですよね。うまいなぁ。いいなぁ。あ、「それらしく見える」と言うのは、例えば『A』という作品の中の美女が『B』という作品の世界でも必ずしも「美女」として認識される訳では無い、という話。けれど『A』という作品の中で「美女」として成立しているならばなんら問題は無い訳です。‥って相変わらず説明が下手ですね、すみません。
今はまだ前半部分しか読んでいないので、主人公の灰原がやっと半端な感傷を捨てて、一人前の金融屋としてやっていこうと決意をした所です。この灰原の顔もいいな。ここまで極端な三白眼なのに善人に見えるなんて不思議〜。うーナニ金面白いよ〜。『カイジ』と同じくらい私の心のバイブルになるかも知れない作品。
来月には私の口癖は「どんなカネでもカネはカネじゃっ!!」になっているかも知れません」、メイビー。