ナニワ金融道を買う

ナニワ金融道(1) (講談社漫画文庫)

ナニワ金融道(1) (講談社漫画文庫)

友達の家で少し読んで見たら余りに面白かったので、ついにナニ金に手を出してしまった‥‥! マンガ夜話で取り上げられていた回も面白く見たし、いつか買おうとは思っていたけど、このタイミングで一巻を買うてまうとは‥‥。ヤバイ、ヤバイで。いや!いや!ほんなん言われんでも全巻集めんのにゼニがかかるんは分かっとる。分かっとんのやけど‥‥手ェ出してしもたもんはしゃあないや無いか‥‥灰原はん、堪忍や。毎月毎月、一冊ずつ買うて行くよってに‥‥。



堪忍したってんかぁ〜〜〜!!!!!!!!
(そして最後にはカネが底をつき古本屋で万引き。のち、町にいづらくなり夜逃げ)



みたいな。そんな感じですね。いやーーーナニ金面白いっ!この絵がいいんですよねェ。これは才能ですよねェ、本当に。マンガの絵って「それらしく見える」っていうのがとても大事だと思うんですけど、このマンガのコテコテの演出と作画が、作品の独特の世界観にこれ以上無い位マッチしてて、実に「それらしく」見えるんですよね。うまいなぁ。いいなぁ。あ、「それらしく見える」と言うのは、例えば『A』という作品の中の美女が『B』という作品の世界でも必ずしも「美女」として認識される訳では無い、という話。けれど『A』という作品の中で「美女」として成立しているならばなんら問題は無い訳です。‥って相変わらず説明が下手ですね、すみません。
今はまだ前半部分しか読んでいないので、主人公の灰原がやっと半端な感傷を捨てて、一人前の金融屋としてやっていこうと決意をした所です。この灰原の顔もいいな。ここまで極端な三白眼なのに善人に見えるなんて不思議〜。うーナニ金面白いよ〜。『カイジ』と同じくらい私の心のバイブルになるかも知れない作品。
来月には私の口癖は「どんなカネでもカネはカネじゃっ!!」になっているかも知れません」、メイビー。