SOUL'd OUTと荒木飛呂彦

今日たまたまMTVをつけたら苦手なSOUL'd OUTが出ていたので、苦手感を払拭する為に(私ってよく苦手な人を敢えて見続けいい所探しをすることで、そのまま何となく人を好きになれたりするみょうちきりんな人間なんです)見ていたんですが、彼らも見続けてみるとそれなりにエスエイチワイそうな所があったりまじめげな所があったり、憎めなかったです。というわけで苦手感は克服できました。
で、そのまま見続けてたらメンバーの一人が「このミュージックビデオのテーマは『ジョジョ』の世界観の具現化」みたいなことを言っていて。で、そのまま荒木先生との夢の対談、なんつって対談の模様が放送され始めました。漫画家がテレビに出てると無駄にテンション上がる私は、かなりじっくりその対談を見てしまったワケなんですが、うーん短かったけど面白かったです。作品を読んで「この人音楽好きそう」と思っていたけれど、やっぱり音楽がかなり好きみたい。質問返しするところが岡村ちゃんみたいでした。


マンガネタと言えば、この間見た韓国ドラマ「天国の階段」で主人公カップルが二人でマンガを読んで笑う、というシーンがあったのですが、そのシーンで読まれていたマンガが吉田秋生の『YASHA』でした。最初タイトルが『YACHA』って書いてあるから気づかなかったんですけど、あれは確実に吉田秋生の絵だったと思う。『YASHA』はかなりシリアスな作品の筈なんですが、主役二人は読んで笑い転げてました。向こうではマンガはコミカルなものの記号というポジションなのでしょうか。たまたまかも知れないけど、ああいう使われ方は何となく興味深かったです。