雑誌感想『BREaTH』堂本剛インタビュー

インタビュアーと剛さんの距離が物凄い遠い感じがしていいですね。「面倒くさい?」とか、剛さんの投げやりっぽい言葉に引っかかってくれるとこが新鮮でした。私はこの人のこういう物の言い方があんまり・・・というか本当に良くないと思ってるので、そういう所ちゃんと説明が読めたのは良かったです。
「剛さんにとって、曲作りは趣味ですか?」とか「自分の歌は好きですか?」とかも良かった。
「現実逃避してない感じが気持ちいい」とかいえてしまう剛さんってちょっとカッコイイですね。フツー現実逃避が気持ちいいんだけどね。でもあなたの根本的な理想や趣味は基本的に現実離れした次元にあると思うよ。「(いろいろな仕事を)終わってから何度も見返すことは無い」とか言ってる彼はやっぱり物凄く「遠く」、今よりずっと「遠く」を見つめている現実的な男なんだろうな。頼もしい反面、恐いですね。最後、さりげなく滅茶苦茶でかいこと言っててときめきました。思わずインタビュアーも「おお!」って言ってますよ。
いつかは僕が歌えばなんでも成立するくらいのところまでいけたらいいな。
目標がでかい。凄くかっこいい。そういや明星でもでかいこと言ってましたね。「ミュージシャンの職人的な人と一緒にやってても、『いつか越える』くらいの気持ちで」みたいなこと。剛さん、野心家だなぁ。
それしにてもこの髪型変えてくれないかなぁー剛さんってね、あんまり髪の毛にボリュームもたせないスタイルの方が似合うと思うの。顔立ち的に。黒髪は好きなんだけどさあああ〜前髪はなぁ・・・おでこ出してほしいなぁ。おでこが男前のポイントなのにー。

男前堂本剛=デコ&眉毛!!!!
堂本剛デコ最高、眉毛最高。デコ&鬼眉は欠かせない。この主張ばかりは譲れません。いえ、人様の好みに文句を言うつもりは毛頭ありません。前髪フェチもおられるでしょう。外国の赤ちゃんパーマフェチもいらっしゃる(?)でしょう。『us』のパーマヘアフェチも、つんくさんばりの細眉フェチの方もいらっしゃってなんら不思議はないでしょう。でも私は普通にしてるのが一番カッコイイと思うの。顔のいい人は普通にしてるのが一番です。そういう古い考えから抜け出せない可哀相な女なのですよ(よよよ)。

関係ないけどこの雑誌買った方で、巻頭のCHAGE&ASKAのインタビュー読まれた方おられるでしょうか。ASKAさんって素敵な人ですね。チャゲアス好きなんですけど、インタビューをまともに読んだのは初めてで、二人とも素敵な人たちなんだなーと思って、この雑誌買った甲斐あったと思った(だって高いんだもん)。ASKAさんの、「子供のころ、太陽が海に沈むとき、ジュッて音がしたら面白いなと思ってた」とか、そういう発言が何かツボでした。素敵・・・詩人だね。この人たちの曲もなんですけど、詩が特に好きなんですよね。あと、作った地球儀が壊れて、死んでしまったジュウシマツの棺の代わりにした、とかね。なんかいいなぁ。とにかくいいですよ。こういうエピソードは。CHAGEさんの「いまさら解散だけは在り得ない」も凄いなと思ったけど。二人のファンは幸せ者ですね。
解散嫌い。解散恐い。←今月好きだったバンドのそれを経験したばかりの人の、実感がこもったひとこと