ハチワンダイバー

澄野さんが好みのタイプすぎてどうしよう。私の男性の好みを熟知した友人が見たら一目で言い当てられると思う。でも本当に澄野さんは素敵なのよ…。なぜか和服で、将棋もけんかもべらぼうに強いところがいい。なんでこういう人はときメモに出てこないのかな?ドロシー、教えて。ふぅ。ハチワン、面白いっす。将棋漫画なのに変わったタイトルだなぁと思ったら、9×9=81マスでハチワン、なんですね。主人公は対局中に「ダイブ!!」と宣言するハチワンダイバーです(意味不明の説明ですみません)。熱いなぁ。ギャンブルと違って成長してちゃんと強くなっていくのが新鮮。たとえばカイジなんかも死線をくぐり抜けてギャンブラーとしてスケールを広げていってる感はあるけど、「強くなる」「成長する」という感覚はないしなぁ。そのあたり、ギャンブル性の強いゲームと将棋の、決定的に違うところですね。『天』のひろゆきは「成長」の感覚がある唯一のキャラかもしれないけど、だからこそ勝負師の器じゃないって感じがするしなぁ。



うみのちかてんてーが帯にコメントを描かれていて、柴田てんてーの圧倒的ネーム力をほめておられます。同意であります。福本先生が「漫画にはもちろん絵も載っているんだけど、『視ている』んじゃなくて、実は『読んでいる』んだ」「だから、映画と小説、どちらのグループに近いかというと、僕は漫画は小説に近いと思っている」というニュアンスのことをおっしゃっていました。それを思い出しました。ハチワンはそういう感じがする。でもたとえば映画好きの荒木先生や、あとは女性漫画家だと多田由美先生の漫画なんかは、まるで映画を観ているような感覚もあって、それはそれで素敵ですよねぇ…。まぁ絵とストーリー・ネーム、どちらに傾倒するかという話なのかな…でもそのバランスのとり方が重要ですよね。バランスだよなぁ。
ネーム力といえば、私は『天』の16〜18巻を読んで本当に福本漫画ってすごいなって思った。まじめな話、衝撃だったんですよね…。限定ジャンケンより、利根川先生の「金は命より重い」より衝撃だった。あの3冊の怒涛の展開は、まさに狂気の沙汰というか、私の常識の範疇を超えていました。まじですごいと思う。
いやー、本当に、漫画って面白いな…。死ぬまでに1冊でも多くの面白い漫画を読みたい。これからはもう少し漫画にお金を使おうと思います。





そよちゃんがかわいいです。たまらんです。ちなみにこの6巻の表紙の人が澄野さん。素敵…。

ハチワンダイバー 6 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 6 (ヤングジャンプコミックス)