最強伝説 黒沢

これが…週刊少年「」でネーム作成中に福本先生が泣いたという太郎のエピソード…！　同じ番組で、荒木先生も最近泣いたときとして「ネーム作成中」と答えていらしたような…。なんというか…ネーム作成中に泣いちゃう漫画家の先生とか激しく萌える。

アジフライのセンスが絶妙すぎ。
黒沢の、全編に漂う果てしない哀愁と、そこはかとない可笑しさを愛しています。

革命家も言ってたけど、福本先生って自分の福本節のちょっとしたおかしさ、面白さに対してすごく自覚的なんだと思う。昔は絵柄もごくふつうだったし、漫画家として個性を確立していく中で表現を追究していった結果としての、“あえて”の作風なんだと思う。“あえての”あの横顔のラインなんだと思う。黒沢さんが拉致されてリンチしかけるところで、お金をかけて勝負をしますけど、そのときにフッといつもの勝負のテンションが蘇る感じがして面白かったです。
それにしてもこの漫画は面白い…。

最強伝説黒沢 1 (ビッグコミックス)

最強伝説黒沢 2 (ビッグコミックス)