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『野望の王国』を毎日読んでいる。2巻までしか購入しなかったことが悔やまれる。私は橘征二郎がお気に入りである。いついかなるときも学生服で行動する片岡と征五郎の姿に、承太郎が思い出された。ただし、承太郎の学生服設定は、荒木先生曰く違う作品から着想を得たらしいが。

ところで、業田良家の『自虐の詩』が実写映画化されるらしいではないかッ。先日、書店で見かけたとき、帯に書いてあった。何でも、イサオさん役が阿部寛、ユキエさん役が中谷美紀らしい。こんなにふざけたキャスティング、聞いた事が無い。DT松本人志、寺島しのぶのキャスティングならまだ許せる。そもそも映画化向きの作品ではないと思うのだけど。
『自虐の詩』はふだん漫画を読まない人にウケる漫画として、いろんな人に薦めてきた。この間読んだけど、やっぱり面白かった。