僕らの音楽

吉井さんと剛さん対談してくんないかなァ。

はー。ソロになってからの吉井さんへの、美輪さんの駄目だしが面白かった。確かに今の吉井さんも格好よいのだけど、かつて私が好きになったころのような、こうラメラメ、ギラギラとした「変な宝石」みたいな瞬間がなくなってしまったのは感じる。「なんなんだ、この人!?」とか「すげーすげーすげー!×100」と思う瞬間がなくなった、というか。昔岡村靖幸さんが雑誌のインタビューか何かで、「人は理解不能のものに出会うと興奮する」みたいなことを確か言っていて(記憶があやふやで申し訳ない)、そういう興奮がなくなってしまったのかなぁと感じた。アップテンポの曲を歌っていると、どうも空元気のように見えてしまう。「最近楽しくなってきた」ということなので、これからどんどん変わっていくのかも知れないけれど、「LOVE LOVE SHOW」「スリル」「WEEKENDER」、今日聴いた曲はどれも今ひとつしっくり来ていないように感じた。「WEEKENDER」じゃなくて「BELIEVE」を歌ってほしかった。あの曲はとても締まる。空元気といえば、「LOVE LOVE SHOW」は私がこれまで聴いたなかで最高の空元気ソングである。


「今はね、いけいけどんどんじゃなくなった」「最近あなた普通の格好してやっているけれども」「衣装とかね、サウンドとかね、(略)あなたの吉井和哉の名前にしても、華やかでショーアップされたものでないと成功しない名前」「スタイリストのせいじゃありません、自分のせいです」


私吉井さん大好きなんだけど、吉井さんが駄目だしされているとすごく嬉しくなっちゃうんですよね。なんでなんだろう。剛さんもそうなんですよね。剛さん大好きなんだけど、年上の人とか、目上の人ととかから愛のある駄目だしをされてると、妙に胸がすくような少し意地悪な気持ちになってしまう。


髪の毛を黄色にする美輪さんの美意識はよくわからないのですが、「そこらへんの人たちと違う人たちがいるかお金払って観に行くわけじゃありませんか」には激しく同意。見た目大事。スタァの素の表情とか本音とか、あまり興味が持てない。