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うっっっ………（白目）
やばい、新年so-so-（←これ好き）新たなハマりものを見つけてしまった2006年の私の運命やいかに！！！！

そのハマりものとは………

これだぁーーーーーーーッ！！（ババーン）

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

借りちまいました兵隊やくざ。テレビブロスで高寺プロデューサーが「クウガの主役コンビの着想を得た作品」として挙げていた兵隊やくざ。
やばい！やばいよ兵隊やくざ！！
勝新さん演じる暴れん坊の新兵・大宮と、田村高廣さん演じるインテリ上等兵・有田の正反対コンビが織り成す超痛快な戦争映画なんだけど、やばい！ジャニーさんもこれを見たほうがいい！あ、だめだ。そしたら次のShockかドリボズが戦争モノになってしまう！
そんな冗談はともかく非常に好みな物語である。「痛快な戦争モノ」というのがまず新鮮。戦争映画というと重苦しくて無駄に教訓的で精神的に扱いに困るものが多い印象なのだが、この作品はまったくといっていいほど性格が違う。相手が上官だろうがなんだろうがキレたらブン殴る大宮貴三郎を見ていると、胸がすくような思いがする。そんな無邪気な暴れん坊の大宮をただ一人おとなしくさせられてしまう有田を見ていると、大宮に感じるそれとはまた違った超スカッとした感覚をあじわえる。とにかくこの主役のふたりがハマり役だし、特に破天荒だけど憎めない大宮役を演じる勝新さんのハマりっぷりがすばらしい！めっぽう喧嘩が強いタフガイなのに、ぽっこりとおなかが出ているのが何だかかわいい。信頼のおける有田に対してはきちんと丁寧語で話すところもよい！
今の時代にはちょっとないようなまあるいフレームのめがねが似合う田村さんの、前のめり気味な姿勢もいとおしい。あの肩に力の入った話し方がいい。ほかの軍人さんに比べ少し薄っぺたい身体つきも、いかにも「大学出のインテリ」という感じ。だけど結構身長はあって、大宮よりも背が高いんだよね。ふたりの背丈と腕っ節が比例してないところもよい！

理想の作品に出会ってしまったかもしれません。さすが我らが高寺プロデューサー！リーダー！一点、暴力シーンが多いのがツライところなのですが、モノクロなのでまだ見やすい仕様になっております。しばらくこのDVDを借りて萌えつないでいこうと思います。