続き

下の続き。
器用不器用の話をしましたけど、私の言っている剛さんの「器用さ」というのは主に「行動」の面なのですよね。彼は「思考」については結構細かいというか、繊細な一面を持っていると思う(ようこさんがコメントして下さっている通り!)。その点、光一くんは「行動」は不器用なんだけど、「思考」については早い段階で「これ!」と決めた道を見つけてしまったようで、そのパターンに当てはめて切るとこバッサリ切って考えてるみたいなので、「考えるのが上手いなぁ」と思うことが多い。
私が光一くんの考え方ってすごい、と思ったのが、雑誌の質問で『好きなものベスト5』を考えなきゃいけないときに「好きなお金ベスト5」として、「1位:一万円札 2位:五千円札、3位:千円札‥‥」というように、お金を挙げていたときです。現実的過ぎていっそ夢が広がるものの考え方だと思いました。まぁ単に考えるのが面倒くさかったのかも知れないけど、なかなかたどり着ける思考じゃないな、と思った。

そういう面では、光一くんの考え方は、無駄な枝をばっさり切って捨て去って「幹」だけ残った樹木なんですよね。逆に剛さんの考え方は、どんどん上下左右に伸びてゆく「根っこ」って感じかなぁ。でも考えることっていうのは本来知的な行為だから、剛さんみたいに根を伸ばしてゆくタイプは養分を吸い上げやすいと思う。人に影響されやすい、っていうのは、結局そういうことなんじゃないかなぁ。どれだけ自分のものにできるかっていう。そして、地面の中に根っこは隠れてるから、上から見てる私たちは何を考えてるのか、さっぱり分からない!! でも、いつかとても大きな実を結ぶんじゃないかという気がしてる。
光一くんの考え方はストレートに道が決まってるけど、自分の考え方に余り固執しすぎるタイプじゃないので、とゆーか自分に対する執着が薄そうなので、人の考え方を「すごい!」と素直に尊敬したりできるんだろうなぁ。

多分、二人とも頭いいですよね。