髪型と眉毛と体型の変遷

髪型と眉毛と体型の変遷を追って見ると、なかなか興味深いモノがあります。
私は初めに剛くんが眉毛を細くしたとき、「も、もうダメかも知らん。このまま半年眉毛細かったら、そんときはワイも考えさしてもらうで」なんて考えてたんですが、結局剛くんはその後細くしたり戻したりまた細くしたりと、どっちつかずの行ったり来たりのヤジロベエ状態。
い、いけず。なんていけずなんだろうこの男ってば……(鬼泣)。
なんて、当時の私は剛くんの顔を見るたび恨み言を言わずにいられない、そんな荒んだ女心を持て余してました。
細眉化が本当に深刻化し、もはや「どうもと剛と言えば細眉が定番?(←こうしてキーボードに打つのも辛いこの一文)」くらいの勢いが生まれたのは、2003年幕開けのキンキコン東京ドーム公演に端を発しているのではないでしょうか。ありえない。マジであれはありえなかった。双眼鏡で剛様のご尊顔を拝見した私の落胆はとてもじゃないけど筆舌に尽くし難く、もはや言語化することなど皆目不可能なレヴェルのものであったことは、ここに書かずとも皆様にはお分かり頂けるのではないでしょうか(意味不明)。しかし腐れジャニヲタ、剛ヲタの小生、「細眉の剛様なんて、剛様じゃないやいっ(拗ね拗ねモード)」なんて毒づきながらも双眼鏡でガン見につぐガン見を繰り返し、「やっぱナンダカンダ((C)ふじいたかし)剛様かっこええわ〜」なんて帰り際にはホクホクしている始末。というか体たらく。げにファンとは迎合する生き物なのです…。はぁ。
それからの私は春ドラor夏ドラに向けて鬼眉復活をひたすら祈り過ごす日々でございやした。ドラマの確定情報が出た時のあの喜びは今でも鮮明に思い出せる程。思わずガッツ(石松)ポーズを決めた私の姿は、勝利後のプロレスラーさながら。だってだって、聞けばフレッシュマン役だと言うじゃないですか。デパ地下の新人ヒラ社員が細眉でどーするよ、ここは短髪ですっきり格好いい剛様が見られるかもっっ(抑えられない興奮)?!なんて日々ハァハァしておったのですが、いざドラマが始まって見たらありえない制服(でもスーツの後姿は凄く好きだった)、萌えポイントの見出し辛い髪型(母親にも剛くんの髪型が役柄に合っていないとダメだしされる始末)、他にも色々いろいろ、私にとっては難しいドラマであり、何と言うか終わったあとは本当にほっとしました(このドラマ好きな方、ごめんなさい)。
そういえばこの頃番宣ではなまるマーケットに出演なさいましたね。その中のファックスの質問に「剛くんの眉毛はこれからどうなるのか」みたいな質問があってオレ的には「おおおおおおーーーーーーーーーファックスの主、GJ!!!!!」なんて一瞬にしてボルテージUP↑↑した事は覚えてるんですが、それについて剛くんがどう答えたか皆目覚えていません。多分当たり障り無い答えをしたんだと思います。
あとこの夏の出来事で印象深いのが、日テレか何かのモノマネ番組にわれらがキンキ様のそっくりさんと言うのがご出演なさってて、その似ていなさ振りが殺人的だったことがショックだったのももちろんなのですが、そのソックリさん(剛さん担当)の眉毛が超細くてしかもスゲー眉山がつりあがってて!!!!!!!「あーーーもう一般的にもこういうイメージになっちゃったんだなーーーーー↓↓↓(どよよん)」なんて、相当ブルーになったのを今でも覚えています。
そんな私に一条の光明が差し込みました。そう、ファンタス ティポの撮影に入った事によって剛様のお顔に突如出現したヒゲでございます。そう、このヒゲだけが、細眉Shockによって生じた私の心の隙間に吹く冷たい風を、少しだけ温度のあるものに変えてくれたのでした(大げさ)。そう、それは幻のチョコレートソースを求め続けて、どうしても見つからないからココアのソースで間に合わせる様な、そんなようなモノ(分かりにくいたとえだな)。というわけでヒゲには本当に感謝してる。本当に有難う。>ヒゲ でもこのとき眉毛も復活してきて本当にいい感じでしたよね。そう、眉毛がかなり復活してた。格好よかった。特にオリコンは良かった。本当に格好よかった。衣装もそれぞれ良くて、細かなディテイルの違いに二人らしさを見出すことが出来たし(ヲタツボを刺激)、光一くんも格好よくって、本当に凄く好きだった。愛してた。むしろ愛し過ぎていた。
そんな私の悲劇は年末に待ち構えていた。


(以下延々続く)。

「眉毛とヒゲと私」。平松絵里の「部屋とワイシャツと私」じゃないが、そんなタイトルで一曲かけそうな勢いである。今日は疲れた。ここまで書いて力尽きた。