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明日提出のレポート、やる気ゼロです。それよりも今すぐ本屋に勇午を買いに行きたいワケですが。
- 作者: 赤名修,真刈信二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 赤名修,真刈信二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/10
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途中から娼婦の踊り子さんがかなり積極的に勇午にせまってますが、意外に勇午は奥手なんですね(嬉)!! 意外意外。これかなり意外な萌えポイントです。小暮も繭子ちゃんに顔赤くしてましたし、多分この作者的には「いい男はストイックで硬派でなければならない」というよーな少し古いタイプの理想像があると見た!←勝手に決めつけ。これって『頭文字D』のしげの秀一先生的ですね。しげの先生も相当古いタイプの考え方も持ち主だと私は思います。でもそこがいいんです。
ストーリー的には、このパキスタン編は、女性と老人が格好よく描かれていたのがポイント高いですね(しかし、ネットで知りましたが、作中のこの女性の描写は色々物議を醸したようですね。それはそれで納得ですが)。私は男と男の対立・戦いに、女がしゃしゃり出てきて場を引っ掻き回していくのは余り好きでは無いんですが、勇午にぞっこんラブの、この口の利けないライラにはかなりシビれました。最後のキスシーンもいいですね。勇午が目を閉じてしまうトコがいいです。話の締め方も上手いな、と思いました。ライラは行動力だけじゃなくて、強さと哀しさがあるのがいい。レイプされてしまうシーンでの行動も泣けました。これは哀しい強さです。それにしても勇午、砂噛んじゃうなんて、キミは北島マヤか! やるなぁ全く。それでこそプロ中のプロだっ!!
評判の(?)拷問シーンもかなり乙でした。こういうのは女性が好きな描写なんじゃないかな、と思う。「痛みに無言で耐え抜く=女性の仕事」という図式が、何となくですが私の頭にはあるので、男の人が凄絶な痛みを与えられ悶え苦しみながらも決して暴力に屈しない、「暴力」に「暴力」で対抗しないというのは、なんつーか物凄いぐっと来ます。繰り返すけど、こういうのは女性が好きな描写だと思う。まぁただ単に耐える勇午が色っぽいっていうのもあるんだけど。っていうかそれだけなんだけど。
書き足りませんが、続きの感想はまた今度。←まだ書くのか
で、思わず家にあったアフタヌーン引っ張り出してきてしまいました〜。勇午と地雷震のキャンペーン企画がやってる頃です。これはいつだろう‥‥私が無限の住人にハマってた頃ですね。無限〜は今何巻まで出てるんだろう?途中で読むのやめちゃったんだよなぁ。この間ちょっと読み返したら影様より卍さんにモエモエでござったよ。沙村広明さんも拷問好きですよねぇ‥‥。「拷問好きっっっ!!」って画面から滲み出てるモン。とらのあなで見た沙村さんのイラストレーション、もろそんな感じだったし。いやいや、いいですね。趣味と実益を兼ねて‥‥っていうね。
そんな拷問大好き沙村さんが表紙を描いていたアフタヌーンの勇午を盗み読んでみた感想は、「北村さんに胸があった‥‥っ!!」の一言で終わりです。あれは何編だったっけ。勇午死亡説が急浮上している展開でしたけど。その北村さんがキャミソール着てるんですが、胸があったんで、マジで驚きました。男かと思ってたんで(失礼)。