堂本剛さんに余り好感を持っていない一般人の私の知り合いがセカンドアルバムを聴いてみた感想

「作詞は素人くささが上手く作用してなかなか説得力があってグー◎だけど、作曲には余り光るものを感じない。思うに、バンドで言う根っからのボーカル体質。歌い方が少しくどいけど声はなかなか」との感想をくれて私は嬉しかったです。なぜならファンである私の感想と余り変わらなかったからです。
剛さんの詩はね、私、好きなんですよ。あの身を削ってる感が最高にクリエイティブですね。いい意味で素人くさいんですよ。だから思わぬサプライズがあるの。で、たまーにびっくりするくらい的確な言葉を選んできたりして、それが面白い。ラブファイターにしてもそう。彼は素人くさくいたいんだと想う。その演出が時として過剰になってしまう所に、玄人の悲哀を感じてたまんない気持ちになりますね。だって剛さんはもし一般人として生活してたらあんな改行はしないだろうと思うんだもん。私の勝手な予測だけれど。ホラ、剛さんはテクニシャン((C))吉井和哉)だから。だからみんな彼の発言には裏を読みたくなるんだよね。はーーー。素直なファンが一番だよなぁ、と思う今日この頃……というかそれはこの夏感じたことですが。ホント、素直が一番だよね。
剛さんはさ、私の感覚で言うとホントに根っからのボーカル体質だと思うんだよね。ホラ、よくバンドってボーカルが詩を担当するじゃない。で、主に曲作るのはギターの人だったりするんだけど、たまにボーカルの作ってみた曲って、メロディーにパンチが欠けてイマイチだったりとかしませんか? 曲として成立してるし悪くはないけど、なんかちょっとイマイチ……みたいな。いや、私も剛さんの作る曲は最近は好きなんですけど、キラーチューンを生み出すにはまだ足りない「何か」を感じてしまうんですよね。でも未完成の才能程いとおしいものも無いですよね。彼の感性はこれからどうなっていくんだろう。取り敢えず私は一生懸命応援するだけですが。 

そういえばこの間変な掲示板に迷い込んだんです。あまり宜しくない種類の掲示板ぽかったんだけど見てみてたら、『KinKiは仲悪いのかな?』みたいな話題が出ていて。で、結論としては「仲が良いかどうかは分からないけど仕事仲間として信頼関係は出来ている感じ」という様なもので私も「うんうん」と思ってたんですが、「ただ、光ちゃんは剛が好きだと思う。」「うん、光ちゃんは剛のこと好きだね、剛の方はわかんないけど」という意見が出てて、なんつーか悲しいけど面白かったです。剛さんってよくわかんない人なんですね(笑)。ファンの間ではそういう感じなのかな? 「素人の分かりやすさと玄人の分かりにくさのハーフ&ハーフ」と言っている人もいましたが、確かに剛さんの存在ってニュートラルではありえないよなぁ。でも、私は彼の主張は何だかんだ一貫していて非常に分かりやすいものだと思っているんだけど。結局言いたいことなんか一つなんだよねーと思うんだけど、違うのかなぁ。ファンならそれが分かると思ってたんだけど、そんなこともないみたいで寂しかった。うーん。
剛さんを見てるときって二人の自分がいる。「ああーーもーこの人超カッコイイ地球に降りた最後の天才的男前もうどうにでもして下さい殺されてもついてきます」的な超強気の自分と「ももももっももももももしかしたら私、明日にはこの人を嫌いになっているかも知れない……」的な剛さんに甘えてる自分ね。後者の前提が無い方が見てて苦しい人なんですよね、私にとっては。甘えてんだよね、結局。サイアク。我ながらサイテーだよ。ごめんね、剛さん。というかそういうこと考えてる方が本気で好きっぽくって恥ずかしいなぁ。でも好きなの。好き。
なんか今日の話はいつも以上にぐだぐだですね。ともあれ『ナンパ出来る様になりたきゃどうすりゃいい? 戦争で死ぬんだったら何でも出来そうじゃん!』の精神で頑張りたいと思います。



剛さんに捧げる歌を歌いたいと思います。

♪元気なきみーがすきー 太いー眉毛もキリリと ほら笑顔がー うん キミにはーー
やあぱりにあーーーってるーーーー

てゆーか『笑顔のゲンキ』、最高だよ! 私のファンとしての想い全てがこの歌の歌詞につまってます!! SMAP、最高!! 是非皆さんもヤフーのミュージックトピックスでこの歌詞を検索してみてください。素晴らしい歌詞です。