幻想の普通少年(マボロシのフツーしょうねん)

KinKiさんの節目にあたる楽曲の歌詞がよくも悪くも「普通」だなぁ、と思ったので、私は「節目だから、敢えてそういう『普通』の歌詞にしたんだ」と思うことで納得したんですが、アイドルにとっては「普通」って結構キーワードかも知れないですね。
私、光一くんがKinKi二人の仲を聞かれて、「普通」って答えるのが何より嬉しいんです。「仲良いよ」って言うのも良いんだけど、「普通やな」って言ってくれた方が現実味もあるし、説得力もあるし、受け入れやすい言葉だし、心地よいんですよね。そして、何より光一くんは「普通の日常」が好きだと思うのです。当たり前に必要な人がそこにいて、当たり前に今日のお仕事して、おうちに帰って。イレギュラーなことなんて、彼はあんまり好まない気がする。あくまで気がするだけですが(でも剛さんは刺激が欲しいだろうなー。「不安定、最高!!」って感じなんじゃないかな? 先日音楽誌で田島貴男が「不安定、最高!」って言っててさ、思わず剛さんを思い出してしまいました)。



だからこそ光一くんの口から出る「普通です」にはちょっと特別な響きを感じてしまう。いいな、って思う。
ホントに彼らの仲は「普通」なんだろうなぁ。KinKiって素敵だと思う。

でもね。彼らのこと、「ああ、この人達、本当に普通にいい関係なんだろうなぁ」って思えたことがあって。多分友達に見せてもらったジャニーズパワーでの発言だったと思うけど、剛さんが一昨年のソロライブの会見で、レポーターに「女の子釣るんですか」云々の質問をされて「マジ切れ(!)していますからね」みたいな話をしていたの。その話を受けて、光一くんが「(その会見を見てて)怒ってるなーと思って、もう、ぷぷーっておかしくてしょうがなかった」(ニュアンスで記憶)と言っていてね、剛さんも普通に「うんうん」流してて、「ああーこの二人、いい関係だわ」って思ったんです。
だって剛さんはあくまで「マジ切れした(怒)」っていう話をしているんです。
にも関わらず光一くんはそれが「おかしくてしょうがなかった」と本人に言えて、剛さんも言われてもフツーに受け止めてる。うーん。そこはかとない仲の良さを感じるエピソードだったんですが、これは別にそうでもないんでしょうか。でも私はいいな、って思ったの。