(だけど自分語りです。苦手な方は読まないで下さい)堂本剛ファンとしてのアイデンティティー崩壊の危機

私がまさにアイデンティティークライシスを体験しかけたのが堂本光一ソロコンサートでした。光一くん超カッコよかったし、MAも素敵だったし、曲もよかったし、ダンスもよかったし、本当に「最高!」の一言だったんですが、横アリの二日目位から、何だかこうきりきりと胃が痛むんですよ。私の中のKinKiファンとしてのアイデンティティーがぐずぐずと音を立てて崩壊しようとしてゆく気配を、何より敏感に感じ取ったのは私の身体でした。胃がきりきりするの。もー、『I』を聴いてるときなんて、せつなさMAX状態。そのときはその「せつなさ」の正体が分からなかったんだけど、冷静に考えてみてよく分かったんです。

それは多分、剛さんファンとしての焦り。焦燥なんですよ。

だって光一くんがあんまり素敵だから。頭の中では小田和正の『ラブストーリーは突然に』が鳴り響いてました。剛さんが隣にいなくっても、あんなに素敵なんですよ。そりゃーみんながあの子を好きになるよ。横アリ近くの噴水にわいたボーフラだって彼を好きになる。大混雑の新横浜駅の駅員だって、好きになる。会場近くのヨドバシカメラの双眼鏡コーナーの担当員だって好きになる。会場中のチリあくただって、蛍光灯だって噴水の水だってフライングの紐だってバックの甲冑だってカザミドリだって、残らずみんな彼を好きになるに違いない(号泣)!そしたらあたしはどうしよう!剛さんファンとしての私には光一くんは絶対「いてくれなきゃ困る存在」なのに、少なくとも光一くんファンにとっては、彼がいなくてもその場がKinKiコン以上にあったかい、忘れられない宝物になってる気がした。それくらいファンの暖かな眼差しを、あの場にいた私は感じました。

がーーーん。私には光一くんも、光一くんのファンも必要な存在なのに、彼らは手を取り合ってどこか遠い所へ行ってしまうのでは?!NO〜〜〜!!!!アタイを置いていかないで〜〜〜〜(鬼泣)!!!

的な取り越し気苦労をしていたのです。
これは語ると長くなる。ともかく私は堂本光一のソロコンサートはいいと思った。あんまりよくって、どうしていいかわからなくなった。これがマイアイデンティティー・クライシス体験でした。いつか続きを書こう。