漫画家がヒーロー

漫画はけっこう好きなほうだと思うんだけど、じゃあ漫画にすごく詳しいのかと言われると全然自信がない。なぜかというと複数の漫画雑誌を定期的に購読していた時期が自分にないからだ。なにかの分野に詳しい人は、たいてい、「複数」の「雑誌」を「定期的に」購読しているイメージがある。逆に言うと、その分野に疎い人でも、半年も機械的に雑誌を読み込んでいれば一定の知識は得られる、と勝手にそう思っている。
でも私はとにかく雑誌という媒体そのものが苦手で、保存に場所はとるわでも捨てたくないわ物語は途中で終わるわ続きは待たないといけないわ紙の質は悪いわ興味のない作家がまぎれているわ、なんかあんまりいいところないと思ってしまうのである。しかしながら、最後の「興味のない作家がまぎれている」という点はある意味、雑誌を読むことの最大のメリットでもある。そうでもしないと、どうしても読むものに偏りが出てしまうもの。

で、何が言いたかったんだっけ…。忘れた。

とにかく最近漫画が楽しいなということ。漫画家はすばらしいということ。大学受験のとき、好きな漫画家の出身大学で第一志望を決めたほど。と言いつつあんなに大ファンだった先生の新作は積ん読状態です。これ面白いらしいんだけど、途中まで読んで積んでます…。だめすぎる。もう大判のコミックというだけで読む気力が20パーセントくらいうせてしまうのはなぜだろう。


受験といえば、前も書いたかもしれないけど、私が人生最高にBACAをしたことを書いておきましょう。
一応、第二志望校に受かって、お金を振り込みました。その振込みっていうのが、2回に分けて行うものだったのね。で、1次振込みを終えて、ばんじゃいばんじゃい盛り上がってたら、2次振込みをすっかり忘れてたの!!!!!!もう、母パニック!パニック!そのとき、当初第一志望にしてた別の学校は補欠で、しかも補欠要員のA〜Kランクのうち、EとかFとか、一番微妙なランク。「繰り上がりで受かる年もあれば、落ちる年もあるランク」で。もう母パニック!せっかく受かったのに浪人になったらどうしようとさめざめ泣き出す始末で、むしろ私が「まぁまぁ」と母をなだめたりとかしてて、翌日大学に電話したら「全然大丈夫ですよ!眠れなかったんですか?大変でしたね」って「なんだこの大学超いい人すぐる」、っていうんで、結局第二志望にしてた学校に入学することに決めたのでした。皆さんも入学金その他の振込み期日にはお気をつけてください。まぁこんな馬鹿をするのは私くらいのものだと思いますが。

でもこのとき、親ってすごいなぁって思ったのが、「第一志望も第二志望も、両方の大学に入学金を振り込んでもいいから、最後までよく悩みなさい」って言ってくれたことなんですよね。むしろ第三志望も振り込んでもいいと言ってくれた。決して裕福ではないうちだけど、そこまで考えて私の教育費を貯蓄してくれてたんだなぁと思うと、こんなひどいオタクでしかない人生を歩んでいることが申し訳なくて涙が出そうです。