YOSHIKI―わたしはあきらめない

YOSHIKI―わたしはあきらめない

うっ……(白目)。この興味深すぎる書物は、いったい。
やっぱり好きな人の過去とか、貪欲に全部知りたくなるので。しかも最近、復活記念で書店でフェアとか組まれまくってるので、ついこのような書物をゲットしてしまうのですよねぇ…。
この本に載ってるのはファンの人にしてみれば有名なエピソードばっかりなのかもしれないけど、今の私にとってはすべてがこのうえなくFRESHなの。新鮮そのものって感じ。砂漠に水をまくように、脳みそがすいすい吸収していくの。Yoshiki様にまつわるすべての情報を。

人間の記憶って不思議だね。
忘れたくないことほど忘れてしまうのに、Yoshiki様の情報だけは忘れないなんてさ。我が海馬ながらえこひいきが過ぎますぞ。

突然だけど、人間の記憶にはたしか三つ種類があるの。1:知識記憶、2:方法記憶、3:経験記憶(たぶん)。知識記憶は、たとえば1945年ポツダム宣言、とかそういうの。点としての記憶っていうの? よくわかんないけど。細かいことはどーでもいいよね。
方法記憶っていうのは、テクっていうかフォームみたいなものかな。よくいわれるけど、野球の素振りのフォームなんか、体で覚えるよね。そういうのを確か方法記憶っていうんだったと思う。
で、経験記憶っていうのは、エピソード記憶ともいわれるやつで、一番、記憶として残りやすい(忘れにくい)性質のものなんだって。たとえば、真夏にクーラーが壊れちゃったけどどうしようもなくて、日本史の勉強を続けていたとしまふ。そのときに勉強したことがたまたま試験に出た。「ああなんだっけなんだっけ」と考えてようやく答えが思い出せたとき、その日の部屋の蒸し暑さ、外でセミがジリジリと鳴く五月蝿さなんてのが一緒に想起されることってあるじゃない。それのことだわ。たしか(記憶がとことんあいまいですみませんほんと)。

脳科学者のセンセイは「覚えたい知識を全部経験記憶にしちゃいましょう」って言ってた。だから人はあえてBGMをかけて勉強をしたり、覚えたいことを手で書いたり、なるべく五感を使った暗記をするんだね。

たぶん、Yoshiki様にまつわる情報の数々は、わたしにとって経験記憶になっちゃってるんだと思う。ページをめくる指から、見つめる瞳から、あらゆる情報を吸収して脳に運ばれちゃってる。BGMはSilent Jealosy……。だれか私の経験記憶をとめて! かなりの勢いでキャントストップだから。

どうでもいいけど最近ナチュラルにルー語みたいな喋り方をしてる。どうしてだろう?????????



この本、気になるんだけど、写真の解像度が低すぎる。テレビで放送した内容を編集してつくってるんだと思うけど、キャプチャー画像をそのまま流用するとこんなになっちゃうのだすか? Yoshiki様の美フェイスが台無しだYO。