2007年4月5日の日記より

バレンタインの悲劇 10:56
哀しいことがありました。昨日、帰ってからときメモをやったんですよ。セーブデータは2007年の8月まで進んでいたから、もう、これは一気に卒業までやっちゃおう!と思って、眠いのに、疲れているのに、やりました。やり続けました。志波Kyunがデートに誘ってくれました。嬉しくて続けました。でも3年の冬にさしかかって、すでに疲れが限界に達してきました。でも続けました。バレンタインデーのチョコレート、ノーミスで大変素晴らしく仕上げました。

「一生懸命作った手作りチョコレート。誰に渡そうかな」





⇒佐伯





ってちがう!違う!違う!私が渡したいのは志波Kyunなの!でも今ちょっと疲れててたまたま手がすべって!とにかく違う!違うからっ!




と思ったときには、時すでに遅し…。






しかも、卒業間際のそのタイミングでは、志波Kyunにかかりっきりで、佐伯くんには爆弾の兆候があったのでしょう。「佐伯くんいないな…」頑張って作ったチョコレートは誰にも渡せずじまい。呆然としながらもなんとかボタンを押し続けていると、翌日の帰り、なぜか志波Kyunと藤堂さんのツーショットが!NO!まさか!これってライバルモードの一番見たくない結末では!?




その後のやり取りは、哀しすぎて思い出したくもありません…。志波Kyunは私をおいて、藤堂さんと、藤堂さんとォ〜〜……(涙)。ああ…ああ…ああ…。

あんた〜あんたは変わっちまったよォ〜一緒に一流体育大に行こうって語り合ったあの夢はなんだったのさァ〜〜、また一緒に清水寺に来ようって修学旅行で熱っぽく語ってくれたあんたはなんだったんだよォ〜〜とマダムゆりこばりになじりたい気持ちを押し殺し、私は空しさいっぱいのままリセットボタンを押し、翌日の仕事のために眠りについたのでした。どんな夢を見たのかは覚えていません。

みなさん、疲れているときもセーブはまめに行いましょう。


なんかもう、アホ過ぎるだろ。救いようなさすぎるだろ…。
とあきれ果てると同時に、「4月5日のわたし、可哀相過ぎる(うるうるうるうるうるうる)」と全力で同情する私もいる。志波kyunと藤堂さんのツーショットはこの世で一番見たくないもののひとつ。