としをとればとるほど

肉体労働系のお仕事に従事している男性にひかれます。

椎名林檎の歌詞に「ピザ屋の彼女になってみたい」(たしかそんなん)というのがあるらしくて、姉と「ワカル。女として生まれてきたからには、一度はピザ屋の彼女なってみたい」と意気投合したことがあります。いつかピザ屋の彼女になってみたい。あと私は、ビルの窓拭きの男性にも、かなり毎度毎度トキめいてしまって、ウチの会社にも定期的に窓拭きのお兄さんがやってきて、「確認のサインお願いしま〜っす♪」なんつって、私がしゃらしゃらサインをすると「あーしたっ」とかいって去っていくのですが、以前非常にマジメそうな、口の重たい窓拭きのお兄さんがやってきたことがありまして、ルックスもなかなか私のタイプだったものですから、本当に「付き合ってください」とノド元まで出掛かりましたことよ。

あと、前に会社が引っ越しをしたときがあって、そのときにやってきた引越しやの正社員の男性にも激しくトキめいてしまって、もう、いっそこのまま…!と思ったことすらあったのですが、向こうにしてみたらエライ迷惑です。

私は男に生まれてたら、しょっちゅう「エレベーターガールとつきあいたい」とか「フライトアテンダントに足蹴にされたい」とか「動物園の飼育係に飼われたい」とか、そーいう欲望を処理するのに苦労していたことだろうと思います。男の生理は、女のそれより単純だけれど、きっと切実です。



そんなわけで、私は肉体労働系の男性に非常にひかれます。前にも書きましたが、自意識の働かない、「働くためだけ」に機能する筋肉に非常に魅力を感じるのです。D本さんちの光一さんの筋肉もそれに近いものがあり、だからヒガシの腹筋にはまったく興味がないけど、光一くんの上腕二等筋にはこのうえもなくうっとりとするのです。