KinKiはクール 7月22日のおもひで

二人キンキ至上主義派のキンキファンの方々の9割が加山YOU三化しているであろう今日この頃でありますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

さて、友人のお知り合いのお知り合いの方のお陰で、無事に7月22日を東京ドームで過ごすことがでけました!本当に良かった。集いは楽しかった。楽しかった。当初、もっとざっくばらんな集会を想定していましたが、思ったよりセットも照明もきっちりと、歌のほうもマジメな感じでありまして、サンキュー価格で観るのがしのびないくらいの構えだったと思います。ダンスを期待したかたもいらっしゃるようでしたが、さすがにサンキュー価格で偉大なキンキさまのありがたいダンスを観ることは不可能なようです。

今回の集いはコンサートではないので、セットリストの曲数はいつもよりぐっと少なめ。ベストアルバム『39』のなかから、ファンのフェイバリットを中心に一曲一曲大切に聴かせてくれました。その合間あいまにトークが入ってくる感じ。プラス、ふたりそれぞれのフェイバリットも一曲ずつあって、光一くんは「99%Liberty」、剛さんは「KinKi Kids Forever」でした。あとは過去VTRを 観たり、偉大なゲストのお祝いコメントVTRを観たりしました。

剛さんのセレクト「KinKi Kids Forever」は意外といえば意外。はじめ聴いたとき体が震えたくらいすきな曲らしいです。曲紹介のときちゃんと「Forever」の「v」を発音してた剛様にしびれました。光一くんの「99%Liberty」は全体のバランスをみたときあまりにも暗い(?)曲が多かったので「一曲くらいファンと楽しく盛り上がれる曲があってもいいじゃない」と思ったそうで、それが選曲ポイントだったそうです。なんか、すごくらしいなと思いました。この曲は、歌詞がニートorヒッキーの恋って感じで、結構、励まされます。これを聴くといつもなぜか氷室光三郎たんを思い出します。「僕のセキュリティーをかいくぐって」のあたりとかとくに。過去VTRではドラマの映像が出ましたが、光三郎たんのところでは盛り上がってました。私は未満都市に興奮しまくりましたけど。あのころの二人のやさぐれたビジュアルがほんとにすきですきで、どうにかなってしまいそうなほどです。DVDボックス出してくれたらぜったい買う。

アンコールはなしでした。私はいつもアンコールをしているとき、「ああ、残業させて申し訳ない」という気持ちと「偉大なアイドルさまはファンに求められてなんぼ。しつこいくらいのアンコールを受けるべきざます」と思う気持ちの板ばさみで葛藤してます。ですが、この日は純粋にふたりへの感謝の気持ちを込めて拍手をしたつもりです。


全体的に、キンキはよい意味で非常にクールで、私も始終冷静に(未満都市の過去Vを見ているとき除く)二人を見守ったような気がします。正直、他のファンのかたと温度差を感じています。泣きませんでしたし、泣くタイミングがありませんでした。当然ながら二人も泣きませんでした。キンキキッズは、二人揃っているときには、できればこれからも泣かないでほしいです。クールな二人でいてほしいと思ってます。

というわけで、比較的冷静なんですよね…。だからダメダしもしたいですよね…。このタイミングで最低なんですけど。まずあのピアノにのる演出はどーかと思います。あまり美しくないし、楽器はそもそも人が乗って歌うために作られているわけではないから、音響面でもあんまりよくないと思う。でも私があまり好きじゃない曲で歌うときの演出だったので、別にいいかも。
あとは、選曲に「この日だけのスペシャル感」が希薄だったこと。これはキンキの責任ではなく、むしろキンキファンと私の意識が乖離しているだけだと思うんだけど、皆様、最近の曲、お好きですね。私は過去のキンキも大好きなので、もっとこの日でないと聴けないなつかしの名曲、なんかも聴きたかったです。 それこそ「僕は思う」「ひとりじゃない」に匹敵するような…。