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『アラベスク』を読んでました。第二部の線が素晴らしい。カリンが登場するあたりの展開も言うことなし。エーディクとカリンの存在が山岸節って感じで非常によい。ノンナとミロノフ先生だけじゃ健全過ぎるのよ。は〜それにしてもテーマと線の相性がマジでベストマッチに。山岸先生の絵のタッチは模写しづらいことでその筋では有名(たぶん)。夏目房之介さんも厩戸の表情は模写しづらいって言ってたし…。私も何度失敗したことか。昔、姉と見に行った少女漫画の世界展で見た原画の美しさが今も忘れられない。そのとき購入したポストカードは今も私の手帳の中にひっそりとおさめてある。毛人のばか!
- 作者: 山岸凉子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/12
- メディア: 文庫
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