『チェーザレ』1・2巻/惣領冬実

大の歴史モノ嫌いの私が、一気に読みきってしまった2冊。面白い!!


ふう。
とりあえず言っておく。
チェーザレ様もえ〜〜〜。F4の4番人気美作ちっくなソバージュは微妙…と言われそうだけど、それでももえ〜〜〜。
だけど私はミゲルが好き。私の好みを知る人は、私があまりにも「ミゲルが好きそう」過ぎて笑うだろう。でもミゲルが好き。好きなの。ああいう参謀タイプが…。
うーん、チェーザレ惣領冬実先生、めちゃくちゃがんばってる。これは大人が読む漫画。
巻末の参考文献一覧をみるに、膨大な資料をもとに描かれている模様。世界史と美術史の知識があれば、より楽しめるかも。だが、知識なんかなくてもこの漫画はじゅうぶんに面白いはず。そして萌えもある。これぞ理想。

惣領冬実の漫画を読んだのは、高校以来かも。一時期『MARS』が流行ったのですよ。さらに昔の『THREE』とかも読んでみたけど、この『チェーザレ』が一番面白いなー。惣領先生の絵は描線がすっきりしすぎているから青年誌に馴染むのか疑問だったんだけど、随分タッチを変えているんですね。これは美しい。漫画家ってすごいなー。

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(2) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(2) (KCデラックス)