キンキ冬コン感想総括
今回のバンドスタイルは私はかなり好きです。同じバンド形式でも、例えばKinKiさんが殆どアコギorエレキを抱えて歌っているだけ、とか、そういうパターンはちょっと私も困っちゃうんですが（前にも書いたけれど、私は歌って「踊る」人が好きなんです）、序盤の『Tell Me』とか、イントロ暗転部分も、バンドの音ならではの高揚感あるアレンジで新鮮。この曲は物凄く大好きな曲で、今回生で観られて＆聴けてかなり嬉しかった。やってくれて一番嬉しかった曲かも。ブルーの衣装で歌い踊る様がかなりかっこよかったです。それにしてもA albumに収録されている音源と、今の歌声が全然違ってますねーーーー。驚き。正直昔の清涼感あるユニゾンの方が好みっちゃ好みなんですが、今の声は声で、大人になった二人が感じられて好きです。サビの「Heart」の発音に、大人になったキンキを感じる（この時から私の「剛さんの英単語の発音萌え萌えゲージは静かに上昇し始める）。あと、音がいいなと思ったのは『愛されるより愛したい』のイントロアレンジ。かっこいい。赤いライトと、プレッシャーの高まる様なドラムの音が印象的（意味不明）。
堂本兄弟で新曲を披露する時や、あと彼等の持ち歌で言うと『永遠のブラッズ』ではバンドサウンドバージョンのKinKiさんの歌が聴けますが、正直私は「KinKi二人」の歌声とバンドサウンドは相性が良くないと思っていました。HEY!3に初出演した時もバンドによる生演奏を売りにしていたけれど、しっくり来ていない感じだったし。「やっぱ踊る曲、歌謡曲路線バリバリの楽曲を無理やりバンドスタイルにアレンジしてもなー」なんて思っていたんですが、今回の冬のコンサートでは素直にいいな、と思えました。ストリングスの人がちゃんと入っていたのも大きかったかも。とにかく良かった！ バンドスタイルいいです！ 最高！ オーラスで建さんが「またやろう」と仰っていて、KinKiの二人も凄く嬉しそうでした。私も嬉しいです。
それにしてもオーラスの剛さん、ちょっとスイッチ入ってましたよね？ そういう感想お見かけしないんですけど、私はあんなに元気な剛さん観たのが初めてだったので、とにかく剛さんがかっこ良くて爆笑してました。堂本・鬼カッコイイ・剛。この日の剛さんはそんな感じ。凄かったですよ。何か降臨していたに違いありません。あんなに足高く上げて音楽にノッてる彼も初めて観ました（笑）。これはメンバー紹介の後みんなでダンスをする所で観られたんですが（オーラスは揃ってダンスはしませんでしたねー。メンバー紹介の後の、あの「取り敢えず踊っときますか」的な感じの意味の無いダンスがいかにもジャニーズ的で、私は大好きだったんですが）。いや、とにかくこの日の堂本・鬼カッコイイ・剛はいつもと一味違ってた。その予感は、硝子の少年のダンスを観ているときからうすうすしてました。光一さんのお誕生日をお祝いするシーンでは♪ヘアアッピバーーースデートゥーーーーユー〜〜〜♪と、毎年の事ながら、情感たっぷりに自慢の美声を披露。おまけにその後には自作の歌（♪コウイチ〜オメデト〜コウイチ〜オメデト〜コウイチ〜オーーーメデト〜♪を延々繰り返し、何故か最後には♪ボンバヘ〜（（Ｃ）m.c.A.t）になっている、という、堂本・鬼カッコイイ・剛の頭のボンバーぶりが伺えるナイスな一曲。多分勢いだけで歌ったと思われる）。今年は手書きの色紙のプレゼントなんかしちゃうし。あれを描いているときの彼を想像すると面白いです。でも、貰った後の光一さんの感想はもっと面白いです。「正直要らんわ」って…（大爆笑）。26歳になっても光ちゃんは光ちゃんなのでした。面白すぎます。そのうちケーキの台に色紙放置しちゃうし。これには剛さんもかなり不服そう。ああ面白い。剛さんは不平不満を言ってるときが一番面白い。最高です！ 他にはMAさんからクロムハーツのブレスレットを貰い、ABCからはお洋服を貰ったそう。洋服って一体どんなものをチョイスしたんでしょう？ ABCの名前をちゃんと覚えている光一さんに感動。だから関ジャニさんも覚えよう。「初詣……関ジャニいたかな？」なんて言っている様ではダメですっ！（ちなみに某きく○Pからは生まれ年の高ーいワインを貰ったそう）。
あとは細かい感想
■今回の冬コンで聴けたバラードで一番良かったのはなんと言っても『青の時代』。正直言って今の二人のユニゾンがここまで綺麗だとは思いませんでした！ 本当にいいです。CDだと全編ユニゾンですが、今回は、歌い出し剛さんソロから光一さんソロに移りユニゾンにもっていく流れでした。とにかくこの歌が本当に良くて良くて。ラブな歌詞のバラードも良いですが、こういう爽やかなものも新鮮でとてもいいですね。
■光一くんは、東京三公演とも本編最後の挨拶が面白かった。30日は、「来年もまたこの場所で同じ様に時間を共有できれば嬉しい」という様な話をなさっていたんですが、「それを僕もす で に楽しみにしています」という風に言っちゃってて、その「既に」と言う言葉が非常に挨拶に似つかわしくなく、何と言うか、非常に面白かったです（笑）。31日は前日の小さな失敗から学んだのか、前に発言した剛さんの言葉を受けて物凄く短く終えてました（笑）。疲れでちょっと頭がまわってない感じ。元日は、「こうして皆さんと一緒に、えー、歌ったり、跳ねたり…（一瞬の間）……ねっ、出来る事が〜〜云々」という風に仰っていたのですが、この「……ねっ」がかなりおかしくて可愛いので思わず突っ込まずにいられませんでした。多分光一さん的には「歌ったり跳ねたり、○○したり……」と三つ続けたかったみたいなんですが、お疲れのためか二つまでしか出て来なかったみたいでした（笑）。
■なんと言っても素晴らしいのはKinKi Kids Foreverの歌い出し、英語の歌詞をジャニーズとして有り得ない、むしろアイドルとしてギリギリ、くらいの発音で歌い上げる堂本・TOEIC・剛の美声です。あの発音の過剰なネイティビティー（造語）には、流石のジャニーさんも焦りを禁じえなかったに違いありません。YOU達、ネイティブ対決しちゃいなよ。
いや、あの発音は英検と言うよりTOEICと言った方が正しい。でもあくまで「アジアンイングリッシュ」な過剰さがつきまとう、と言う、かなり不思議なモノ。なんつーか、香港の映画スターEnglish、みたいな感じです。いや、もーあれは最高。KinKi Kids Foreverのライブバージョン、今度のシングルのカップリングに入れて欲しいくらい。剛さん、神！！！
っと、ここまで書いたら興奮して疲れました。そのうち続きを書くかも知れません。
おやすみなさい、さようなら（フリージアの少年）。
