そういやハウルの動く城見てきました。

(感動された方は以下の感想は読まれない方が宜しいかも知れません・汗)
うーん。ヒカル兄貴だね、ハウルは。ハウルはキャラデザはいいと思う。私も昔の(ナウシカ時代くらいまで遡ってください。それがムリならせめてもののけより前までは遡って考えて下さい)宮崎アニメの作画だったらもっとときめいていたんだろうな。でも如何せん今の宮崎アニメのキャラは黒目と白目の境界がはっきりしてしまって、眉毛も濃いし(三次元で眉毛濃い人はむしろ好きなんだけど)、動きも変に流動的だし、涙の描写はキモチ悪いし、なんつーか作画の面で全く萌えられませんでした。木村さんの声は良かったと思う。思っていたよりずーっと良かった。いい声してますねー。ちょっとカツゼツ悪いけど。
倍賞さんも木村さんも悪くなかったけど、声優さんがやったら、もっと世界観は安定したしアンメーションらしい味も出たと思う。木村さんは木村さんで素晴らしいんだけど……。私は声優さんが好きなんだよね。声だけで演じられるって本当にすごい事だと思うし。勿論俳優も素晴らしいんですが、私は俳優さんがアニメーションで声優をつとめる事にものすごーーーく違和感がある性質なのです。だって声優さんはいくら頑張ったってトレンディードラマ(死語)には出られないでしょ。めぐ姉やまり姉がクドカン脚本の映画とか出てたら不思議じゃん? それくらいの違和感なんですねぇ。例えば、漫画家は小説書けるけど、小説家はマンガは描けない。でもマンガ家志望だった小説家はごろごろいる。そして大抵マンガ家の小説って、その人のマンガ作品以上に素晴らしいものっていうのは生まれないんですよね〜。あ、なんかそれと似てるかも知れませんね。
映画の吹き替えにしても、妻ブッキー×竹内ゆうこさんの『タイタニック』とか、凄まじい出来でした。あれは確実に彼等の過去恥部となるでしょう(偉そうですみません)。だって本当にひどかったんだもん(泣)。やっぱ映画の吹き替えは山寺宏一でしょ。←ただ単に私が山寺さんを好きなだけ?